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まだ、妻が病気になる遥か昔のこと。
夫と妻、どちらが先に死ぬのかと言う話をたまにしていました。
妻
父ちゃんが先に死ぬと銀行関係、家のことが分からないから、私が先に死ぬからネ!
夫
子供達が悲しがるのと、片付けが大変そうだから自分が先に死ぬよ。平均寿命からしても男性が先に亡くなるはずだから。
と、お互いに言っておりましたが、病気が発覚してからはご法度の会話となりました。どちらも恥ずかしくて面と向かって「寂しいから」とは当時言いませんでした。
私達夫婦の役割分担として、役所・ライフラインの手続き、銀行口座等の金銭面の管理は私が担当していました。一方、家の中のこと、消耗品の在庫管理等は妻が担当していました。結局、分担しているということはどちらかが居なくなれば大変なことには変わりありません。
えーっと、家事は極力半々と考えていましたが、良くダメだしされていました。
妻
父ちゃんは半分もできていないよ。3割程度だな!
私は料理作り好き、洗濯物を畳むのと仕舞うのは部屋が片付くので好きでした。子供の面倒も良く見ていました。息子が中学受験をしたのですが、勉強面の管理から模試や本番試験の付き添いまで全て私が担当しました。妻は障害を抱えた娘の面倒見や行政との協議が多かったこともあるので、子育ても自然と分担となりました。そのうち、中学受験のことなども記事にできればと思います。
さて、夫婦はどちらが先に亡くなるのが良いのでしょうか?
妻は逝くのが早すぎました。帰ってこないかな…